現在サッカープレミアリーグ・ブライトンで大活躍中のW杯日本代表MF・三笘薫選手。

Jリーグで活躍後、現在はプレミアリーグで活躍している三笘選手。
今回、三笘選手の驚きの年棒・移籍金を調査してみました。
この記事では、
- 三笘選手の年棒
- 三笘選手の移籍金
- ドルトムントからの移籍金提示
についてみていきたいと思います。
三笘薫の驚愕の年棒


三笘選手の年棒を川崎フロンターレに正式入団した2020年からみていきます。
2018年から筑波大学に在学していながらも特別指定選手として川崎フロンターレでデビューをしていますが、正式に加入した2020年からの年棒となります。
年 | 所属チーム | 市場価格 |
2020年 | 川崎フロンターレ | 480万円 |
2021年 | 川崎フロンターレ | 2000万円 |
2022年 | ロイヤル・ユニオン・サン =ジロワーズ ブライトン | 1億7500万円〜 |
年棒の推移・上昇率が半端ではないですね。
初年の480万円は、Jリーグの規定でプロ1年目の選手の年棒は上限670万円と定められていることから妥当と言えます。
しかし、2年目には約4倍の2000万円。
13ゴール12アシストを記録し、天皇杯優勝とJリーグ優勝に貢献しベストイレブンに選ばれるなど1年目から大活躍を見せたことが年棒上昇の理由となりました。
3年目からは、イングランド・プレミアリーグのブライトンに完全移籍。


本来はプレミアリーグのブライトンへ在籍するはずでしたが、A代表経験がない三笘選手にイギリスでの労働許可のビザがおりなかった関係で、海外移籍初年度はブライトンと提携するベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ期限付きレンタル移籍となりました。
サン=ジロワーズでも27試合に出場・7ゴールと好成績。
ブライトンとの契約内容は、4年契約で7億円。出来高でなんと最大14億円の契約。少なくみても1年間で1億7500万円となっています。これにはサン=ジロワーズでの活躍も含むので、今季2022年の年棒は2億円以上になると予想されます。
三苫薫の驚愕の移籍金と市場価値
ブライトンへの移籍金と市場価値推移
三笘選手が川崎フロンターレからブライトンへ完全移籍する際の移籍金は、なんと推定300万ユーロ(当時の1ユーロ=130円の計算で、約3億9000万円)。三笘選手の2021年の市場価値が1億9200万円であるところから考えると、破格な金額。
この市場価格というのは、世界中のあらゆるプロサッカー選手の価値を相対的に比較できる一つの目安となっている数字で、移籍金の指標となるとても重要なります。
市場価格以上の移籍金を出すということは、それだけブライトンの三笘選手の実績評価と期待値が市場価値を上回ったということでしょうか。


三笘選手の2020年からの市場価格の推移がこちら。
年 | 所属チーム | 市場価格 |
2020年 | 川崎フロンターレ | 600万円 |
2021年 | 川崎フロンターレ | 1億9200万円 |
2022年 | ロイヤル・ユニオン・サン =ジロワーズ | 3億円 |
11月20日に日本代表選手の最新の市場価格が、移籍専門サイト「トランスファーマルクト」でランキング形式で掲載。
三笘選手は10位にランクインし、市場価格はなんと600万ユーロ(現在の1ユーロ=145円の計算で、約8億7000万円)。ここでも伸び率が半端じゃないです。それだけこれまでの実績とこれからの活躍が期待されているということですね。
W杯日本代表選手の市場価格ランキング
W杯カタール大会を終え、16強入りを果たした日本代表。


W杯日本代表選手の市場価値ランキングがこちら。W杯後には6選手の市場価格が上昇(赤字表示)しました。
1位 | 鎌田大地 26歳/MF アイントラハト・フランクフルト | 43億5000万円/3000万ユーロ |
2位 | 冨安健洋 24歳/DF アーセナルFC | 36億3000万円/2500万ユーロ |
3位 | 堂安律 24歳/MF SCフライブルク | 17億4000万円/1200万ユーロ ⇨21億円/1500万ユーロ |
4位 | 久保建英 21歳/MF レアル・ソシエダ | 17億4000万円/1200万ユーロ |
4位 | 板倉滉 25歳/DF ボルシア・メンヒェングラードバッハ | 10億9000万円/750万ユーロ ⇨17億4000万円/1200万ユーロ |
6位 | 南野拓実 27歳/MF ASモナコ | 14億5000万円/1000万ユーロ |
7位 | 伊東純也 29歳/MF スタッド・ランス | 13億円/900万ユーロ |
8位 | 三笘薫 25歳/MF ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC | 8億7000万円/600万ユーロ ⇨12億円/850万ユーロ |
9位 | 守田英正 27歳/MF スポルティングCP | 10億1000万円/700万ユーロ |
10位 | 遠藤航 29歳/MF VfBシュトゥットガルト | 9億4000万円/650万ユーロ |
11位 | 伊藤洋輝 23歳/DF VfBシュツットガルト | 8億円/550万ユーロ |
12位 | 前田大然 25歳/FW セルティックFC | 5億8000万円/400万ユーロ ⇨7億円/500万ユーロ |
13位 | 浅野拓磨 28歳/FW VfLボーフム | 4億3000万円/300万ユーロ ⇨5億8000万ユーロ/400万ユーロ |
14位 | 田中碧 24歳/MF フォルトゥナ・デュッセルドルフ | 2億6000万円/180万ユーロ ⇨3億5000万円/250万ユーロ |
15位 | 上田綺世 24歳/FW セルクル・ブルージュ | 2億9000万円/200万ユーロ |
16位 | 谷口彰悟 31歳/DF 川崎フロンターレ | 2億6000万円/180万ユーロ |
17位 | 山根視来 28歳/DF 川崎フロンターレ | 2億4000万円/170万ユーロ |
17位 | 酒井宏樹 32歳/DF 浦和レッズ | 2億4000万円/170万ユーロ |
19位 | シュミット・ダニエル 30歳/GK シント=トロイデンVV | 2億1000万円/150万ユーロ |
19位 | 吉田麻也 34歳/DF シャルケ04 | 2億1000万円/150万ユーロ |
21位 | 町野修斗 23歳/FW 湘南ベルマーレ | 1億70万00万円/120万ユーロ |
21位 | 相馬勇紀 25歳/MF 名古屋グランパス | 1億70万00万円/120万ユーロ |
23位 | 柴崎岳 30歳/MF CDレガネス | 1億4000万円/100万ユーロ |
24位 | 権田修一 33歳/GK 清水エスパルス | 7000万円/50万ユーロ |
25位 | 長友佑都 36歳/DF FC東京 | 5000万円/40万ユーロ |
26位 | 川島永嗣 39歳/GK RCシュトラスブール | 2000万円/20万ユーロ |
三笘薫を虎視眈々と狙うドイツの名門


ブライトンと4年契約を結んでいる三笘選手。そんな三笘選手を虎視眈々と狙うドイツの名門チームが。
そのチームの名前は「ドルトムント」。かつて日本代表のエース的存在だった香川真司選手も在籍していたドイツ屈指の名門チーム。
主に移籍情報について発信しているイタリアメディア「Calciomercato.com」が11月12日、「ドルトムントが日本人に注目」と題した記事を掲載。
「2025年でブライトンとの契約が切れる25歳のウインガー、カオル・ミトマ(三笘薫)をドルトムントが気に入っている」
引用「Calciomercato.com」
この『Calciomercato.com』の報道を受けて、ベルギーのメディア「voetbal nieuws」は三笘選手の移籍の可能性を報じ、また、『Calciomercato.com』の情報をもとに、スペインメディア「FICHAJES・NET」も三笘選手の移籍及び移籍金について言及しています。


「ミトマはブライトンでも大成功を収めている。日本のサイドプレーヤーは、昨シーズンのユニオンですでに嬉しい驚きをもたらし、29試合で8ゴール・4アシストを記録した。ブライトンではバックアッパーとして今シーズンをスタートさせたが、ここ数週間は先発を務めている。すぐにでも彼に素晴らしい移籍がもたらされる可能性がある」
「ドイツの副チャンピオンは、強力な移籍政策で知られており、いまミトマを注視しているようだ」
引用「voetbal nieuws」
「三笘薫はイングランドで良いパフォーマンスを見せ、ドルトムントの関心を呼んでいる」
「三笘はドルトムントの新しいターゲットになった。ブライトンの選手は、再びプレミアリーグを離れてドイツリーグで冒険を始めることができる」
「彼の移籍は1000万ユーロ(約14億4000万円)で完了する可能性がある」
引用「FICHAJES・NET」
今回の記事では、三笘選手の驚愕の市場価格・年棒推移や移籍金についてみてきました。
これだけ実績を出し、活躍を期待されている選手なだけに、W杯での活躍も期待したいですね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。