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チャールズ国王の嫁・カミラ王妃はどんな人?ダイアナ妃との関係や世間での評判は?

イギリスで待望のチャールズ国王戴冠式が行われ、日本でもその話題が盛り上がっています!

そんな注目を集めるチャールズ国王が長年愛した女性・カミラ王妃

かつて「英国で最も嫌われた女性」とまで評されたカミラ王妃は一体どんな人なんでしょうか?

今回の記事では、

  • カミラ王妃はどんな人?
  • カミラ王妃とダイアナ妃の関係
  • カミラ王妃の現在の評判

にスポットを当てて見ていきたいと思います!

カミラ夫人はどんな人?

カミラ王妃プロフィール

カミラ王妃は、1947年7月17日にロンドンで、ワイン商である父ブルースと、名門出身の母ロザリンドの間に誕生しました。

幼少期はイースト・サセックスで過ごし、その後ロンドンの名門女学校やスイス・フランスのフィニッシングスクールで学んだというカミラ王妃。

そんなカミラ王妃は友人から「ミラ」という愛称で呼ばれ、活発で自由奔放な性格で知られていたんだとか。

チャールズ国王との出会い

1971年にカミラとチャールズは共通の友人の紹介で出会いました。

2人はポロが好きだったことから意気投合、すぐに交際がスタート!

しかし、当時皇太子だったチャールズ国王は1973年に海軍の兵役のため海外に派遣され、カミラ王妃とチャールズ国王の関係は一度遠ざかることに。

このことは、カミラ王妃が結婚相手としてふさわしくないと考えた王室が、2人を引き離そうとしたためだと噂されていました。

1度目の結婚と離婚

1974年にカミラ王妃は、当時近衛儀仗騎兵隊大尉だったアンドリュー・パーカー・ボウルズと結婚。

カミラ王妃とアンドリューさんの出会いは、ロンドンで秘書の仕事をしていた頃で、カミラの父のワイン会社でアンドリューさんの弟が働いていたことがきっかけで知り合うことに。

なんとアンドリューさんはカミラ王妃の初恋の人だったんだとか。

2人の間には1974年に長男、1979年に長女が誕生しましたが、1995年に離婚。離婚理由は、アンドリューさんの浮気癖が原因の1つだったようで、離婚前にはすでに数年間の別居生活が続いていたようです。

アンドリューさんはカミラ王妃と結婚する前に、アン王女と交際していた時期もあり、また、カミラ王妃はチャールズ国王と交際。

三角関係以上の複雑な四角関係ですね…

英国王室周りの濃厚な人間関係に驚かされます!

カミラ王妃とダイアナ妃の関係

出会った当初、友好な関係を築いていたカミラ王妃とダイアナ妃。

なんとダイアナ妃は、カミラ王妃とアンドリューさんの子供たちの面倒を見たこともあったんだとか!

Writing in her biography of the Duchess of Cornwall, The Duchess: Camilla Parker Bowles and the Love Affair that Rocked the Crown, Penny Junor recounts that Diana often visited Camilla and Andrew’s country home, Bolehyde Manor in Wiltshire, when she first started dating Charles in 1980. It’s said that the two women got on well, with former nanny Diana even helping Camilla with her children, Tom and Laura.Camilla was some 14 years older than Diana, so it’s unsurprising that the 19 year old looked to her for advice.

ダイアナが1980年にチャールズと付き合い始めた頃、カミラとアンドリューの別荘、ウィルトシャーのボルハイド・マナーをよく訪れたと語っている。2人の女性は仲が良く、元乳母のダイアナはカミラの子供たち、トムとローラの世話を手伝ったこともあったと言われています。カミラはダイアナより14歳ほど年上だったので、19歳のダイアナが彼女にアドバイスを求めたのは当然といえば当然です

引用「tatler

しかし、その関係はチャールズ国王とカミラ王妃との不倫関係疑いで徐々に影が差していきます。

1981年7月29日、チャールズ皇太子とダイアナ妃(当時)の壮麗なロイヤルウェディングが行われ、その中に、カミラ王妃(当時はカミラ夫人)の姿も。

ダイアナ妃は後に

ダイアナ妃

バージンロードを歩く際にカミラを探した

と作家アンドリュー・モートンに語っていたとか。

カミラ王妃が出席したこと自体が話題となりましたが、その際の彼女のファッションも注目を集めました。

結婚式ではタブーとされる白に近い淡いグレーのドレスを身にまとったカミラ王妃。

なぜそのファッションにしたのか詳細は明らかにされていませんが、花嫁と同じ白っぽい装いを選んだことで、この結婚に対するささやかな抵抗を表現したのではないかという憶測が飛び交う結果に。

チャールズ国王とは不倫関係

ダイアナ妃と結婚したチャールズ国王ですが、カミラ王妃とは不倫関係。

いわばW不倫の関係ですね!

Diana recorded tapes for journalist Andrew Morton, transcripts of which he later published in 1992’s Diana: Her True Story. In those tapes, Diana recalled her growing suspicion that Charles and Camilla were still having an emotional affair: she discovered a personalized bracelet that Charles had bought for Camilla shortly before the wedding. Diana wanted to call off the wedding, but her sisters talked her out of it. Later, on their honeymoon, Charles wore cufflinks that Camilla had gifted him.

ダイアナはジャーナリストのアンドリュー・モートンのために録音したテープを、後に彼が1992年に出版した『Diana: Her True Story』に収録しています。そのテープの中でダイアナは、チャールズとカミラがまだ感情的な関係を持っているのではないかという疑念を深めていたことを回想しています。彼女は、チャールズが結婚式の直前にカミラのために買ったパーソナルなブレスレットを発見しました。ダイアナは結婚式を中止しようとしたが、姉たちがそれを説得した。その後、新婚旅行でチャールズはカミラから贈られたカフリンクスを身に着けていた。

引用「タイム誌

特にチャールズ国王がカミラ王妃に対して言った

チャールズ国王

君のタンポンになりたい

という発言は世界中に衝撃を与え、ビッグスキャンダルに!

プライベートであれど立場を少し考えてほしい発言ですね!

ダイアナ妃とのバチバチのやり合い

テレグラフ紙によれば、1989年にカミラ王妃(当時はカミラ夫人)とダイアナ妃が対面。

カミラ王妃の妹の40歳の誕生日パーティに乗り込み、

ダイアナ妃

あなたとチャールズの関係はすべて知っている。そこをわかっておいてほしい

カミラ王妃

あなたはすべてを手に入れているじゃない。世界中の男たちがあなたに夢中で、美しい子どもたちも2人いる。他に何が欲しいの?

ダイアナ妃

私の夫が欲しい

カミラ王妃

私が邪魔をしていて残念ね。あなたたちにとっては地獄でしょうね

格闘技界での挑発行為も目じゃないような、カミラ王妃とダイアナ妃のバチバチの火花を散らすやりとり…恐ろしいですね。

カミラ王妃の世間での評判

かつてチャールズ国王とダイアナ元妃の結婚を破壊した悪女「英国で最も嫌われた女性」としてイギリス内で圧倒的な不人気を誇っていたカミラ王妃

しかし2022年に入って彼女の人気は驚くべき勢いで上昇しています。

2022年の第三四半期(7月から9月)の人気度ランキングでは、エリザベス女王、キャサリン皇太子妃、ウィリアム皇太子(共に当時)、アン王女に次いで堂々の5位に。

この驚くべき人気の裏には、カミラ王妃自身のキャラクターと献身的な努力があることが指摘されています。

カミラ王妃の好感度が上がった理由6選

①肩書を辞退

カミラ王妃がチャールズ国王(当時は皇太子)と結婚した際、カミラ王妃は「プリンセス・オブ・ウェールズ(皇太子妃)」の肩書きを辞退

これは、彼女の前にこの肩書きを持っていたダイアナ元妃への国民の愛情を尊重するためだと報じられています。

カミラ王妃のこの配慮は、彼女が国民の感情を理解し、適切に対応できる人物であることを示しています。

この決定だけでカミラ王妃の評価が大幅に上昇したわけではありませんが、少なくとも評価がさらに悪化することは避けられたと言われています!

②王室きっての倹約家

カミラ王妃は倹約家として知られており、1週間前に着たドレスで公務に出かけるほど、着回しサイクルが早いと言われています。

一般的な人々にとっては、一週間前のドレスを着ることは特別倹約家というわけではありませんが、王室の人間としてはかなり着回しが早い方だとされています。

カミラ王妃の一般人に近い暮らしの様子や、無駄遣いをしない姿勢が、好感度アップの理由の1つになっているんだとか!

③特売品を買う

カミラ王妃が公務でホームレス支援のリサイクル&アンティークショップを訪問した際、エリザベス女王のシルバージュビリーを祝った記念マグを発見。

カミラ王妃

ジュビリーの記念マグを全部集めているんですよ

と告白し、そのマグを購入しました。

そのマグはリサイクルショップで非常に安価で販売されており、当時の金額でわずか2ポンドもしなかったそうです。

お買い物の後、ボランティアの方とお茶を飲みながら

カミラ王妃

プレゼントを買うのにぴったりのお店ですね。もっとゆっくり見たかった

と名残惜しげに話していたんだとか。

この飾らない態度がカミラ王妃の好感度アップに一役買ったとされています。

カミラ王妃のリアルで身近な存在感が、国民にとって親しみやすいと感じられ、好感度が上がる要因となっているんですね!

④身を粉にして働く

アンドリュー王子、ハリー王子、メーガン妃が公務を行っていない現在、ロイヤルファミリーは非常に忙しい状況です。

これには当然カミラ王妃も当てはまります。

カミラ王妃は現在、90以上のチャリティ団体のパトロンや代表を務めています。

さまざまな理由はありますが、カミラ王妃が働き者であることは事実。

骨粗鬆症協会の名誉会長から、性的暴行及び性的虐待のサバイバーの女性たちの支援センターまで、さまざまな団体をサポートし、日々公務に飛び回っています。

身を粉にするように働くカミラ王妃の働きぶりが、彼女の好感度を高める一因となっているんですね!

⑤ユーモアあふれる人柄

カミラ王妃は、典型的な英国人らしいクールなユーモアのセンスを持っていると言われており、そのようなところも英国民から受け入れられた理由とされています。

最近配信が始まったドラマ「ザ・クラウン」でチャールズ皇太子を演じたドミニク・ウェストさんは、あるパーティで王妃に会ったときのエピソードを披露。

ウェストさんがチャールズ皇太子を演じるということをニュースで知っていた王妃は、ウェストに向かって

カミラ王妃

陛下

とご挨拶したそうです。

国王の妻であるカミラ王妃は、一般人とはかけ離れた世界に住んでいるように思われるかもしれませんが、実際に彼女の人柄を見ると、多くの人が親近感を持つようです。

カミラ王妃のユーモアあふれる人柄が、彼女の好感度に寄与していることは間違いないですね!

⑥チャールズ国王を諌められる存在

伝記作家ペニー・ジュノーによれば、カミラ王妃はチャールズ国王が皇太子だった時代に、彼を「将来の王」として扱わず、普通の人として接していたそうです。

カミラ王妃は、チャールズの態度がわがままや横暴だったときには、はっきりと指摘。

これはチャールズ国王にとって新鮮であり、2人が結婚した後、カミラ王妃は「国王を注意できる人」として周囲の人々の信頼を勝ち取る要因となりました。

そんな中でも有名な「万年筆事件」

この事件は、チャールズ国王が即位した直後に世界が「国王を扱えるのはカミラ王妃しかいない」と確信するきっかけとなりました。

エリザベス女王が亡くなった直後に、チャールズ国王とカミラ王妃は北アイルランドを訪問し、ヒルズバラ城でゲストブックに記帳した際に、チャールズ国王が日付を間違えたことにカミラ王妃が注意。

続いて記帳するために借りた万年筆からインクが漏れるハプニングが発生し、癇癪を起こしてしまった国王に対してカミラ王妃はクールに対応し、

カミラ王妃

あ、すごい漏れている

と発言。それを聞いた側近がハンカチを持って駆け寄りました。

動画をよく見ると、国王は怒って声を上げているだけで、問題が何かを説明していません。王妃が発言して初めて側近は状況を把握できました。

この事件を通して、世間はカミラ王妃が妻としてだけでなく、「お母さん役」としても国王を上手にサポートできると評価。

チャールズ国王の癇癪を和らげ、ハプニングにもしっかり対処できる冷静なカミラ王妃の姿が評価アップに寄与したのは間違いないですね!

まとめ

今回の記事では、チャールズ国王の妻であるカミラ王妃について見てきました!

ダイアナ妃とのことがあり、一時期は「英国で最も嫌われた女性」としてイギリス内で圧倒的な不人気を誇っていたカミラ王妃。

しかし長年にわたり、より多くの王室の仕事を引き受け、慈善事業に従事するカミラの姿を見て評価は徐々に改善。

今や、カミラ王妃のユーモアのセンス、温かさ、公的な役割への献身など、多くの人々が彼女を高く評価しています。

イギリス国民の中にはまだ彼女に対して抵抗がある人もいるかもしれませんが、王妃としてどのように受け止められるか要注目ですね!