2023年2月5日に第1回大会が開催される皇治選手プロデュース『NARIAGARI』。
「成功するヤツは勇気と行動したヤツだけ」「勇者たち、集まれ！」という皇治選手の激で多く応募が集まり、注目を集めています。
ここで気になるのが「NARIAGARI」と今人気になっている「ブレイキングダウン」との違い。この両者の違いはどこにあるんでしょうか？
この記事では、
- NARIAGARIとブレイキングダウンとの違い
- NARIAGARIについて
- NARIAGARI BOXって？
についてみていきたいと思います。
NARIAGARIとブレイキングダウンとの違い
NARIAGARIとブレイキングダウンのコンセプト
格闘家・皇治選手がプロデュースする「NARIAGARI」と格闘家・朝倉未来選手がスーパーバイザーを務める「ブレイキングダウン」。この両大会の違いは、ルールももちろんですが、まずコンセプトが違います。
「格闘技会を盛り上げられるような、プロ団体を支える踏み台のような団体」
「自分たちはプロ団体を支える様な団体にしたい。俺がお世話になった格闘技界が盛り上がってくれればいい。
「今も埋もれている選手っていっぱいいると思うので、そういう選手の踏み台になれる団体になったらよいかと思っています。結局は自分の力なので、上がって行くのは。そのちょっとでも手助けになれたらええなと思って。」
引用「Yahoo!ニュース」
「1分間最強を決める。」
「格闘技や格闘家のありきたりのイメージを”壊し続ける”」
スーパーバイザーを務める朝倉未来選手もブレイキングダウンについて
- 「RIZINの下手な選手より面白い」
- 「”1分最強の男”は男のロマン、素人でも強い人がいる」
と語っています。
NARIAGARIは「プロへの踏み台」
ブレイキングダウンは「喧嘩自慢が自身の強さを確かめる」
というイメージでしょうか。
コンセプトに違いがありますがNARIAGARIも面白い試合を見せてくれそうですね。
また、第1回大会に出場するとしぞう選手のように、ブレイキングダウンの出場選手がNARIAGARIに出場することについては、
「俺に関しては全くない。自分自身もK-1いる時からRIZINでやりたいと言ってたし。（対抗戦やるなら）選手一人一人が自分で動けば良い。それで皆で格闘技界が盛り上げたらいい。なので、今回ブレイキングダウンからとしぞう選手が来たが、何の抵抗感もない。（反目するのではなく）皆で格闘技を盛り上げたらいい」
と語られていました。
「俺に関しては全くない。自分自身もK-1いる時からRIZINでやりたいと言ってたし。（対抗戦やるなら）選手一人一人が自分で動けば良い。それで皆で格闘技界が盛り上げたらいい。なので、今回ブレイキングダウンからとしぞう選手が来たが、何の抵抗感もない。（反目するのではなく）皆で格闘技を盛り上げたらいい」
引用「Yahoo!ニュース」
双方ともにコンセプトの違いはあれど、いい刺激を受け合って格闘技を盛り上げてほしいですね。
NARIAGARIとブレイキングダウンのルール
NARIAGARIとブレイキングダウンはルールも異なります。
- 3分1Rのパンチ（ボクシング）ルールとキックボクシングルール
- NARIAGARI BOXは30秒１Rのパンチルール
- 判定や延長については不明
- 階級別(55kg~ kg対象)
- 1分1Rのキックボクシングルールと総合格闘技ルール
- 終了時点での判定で勝敗が決しない場合は、30秒間の延長R
- 延長ラウンド開始前にインターバルは設けない
- 階級別
- トーナメント形式で実施する試合及び特別試合での試合形式は各特別規程に準じる
- 主催側が用意したオープンフィンガーグローブは着用必須
一番大きな違いは「NARIAGARIはプロへの踏み台となるのでラウンドの時間はプロと同じ3分」「”１分間最強”を決めるブレイキングダウンはラウンドの時間ももちろん1分」とラウンドの時間が違う点です。
１分間打ち合うのと３分間打ち合うのでは消耗度合いが違うので選手それぞれの闘い方が違ってきますね。
NARIAGARIについて
NARIAGARI対戦カード
豆塚礼崇 VS 幸輝【NARIAGARI BOX】
マナブ VS 悠【NARIAGARI BOX】
レイヤ VS 快成【キックルール】
来希 VS 輝【キックルール】
雄貴 VS 忠地啓太【パンチルール】
駿之介 VS 布施勇貴【キックルール】
RYOYA VS 大嶽伸次【パンチルール】
ジャックポットしんり VS 悦司【キックルール】
“小指ニキ”悠里 VS ”BAD PRINCE”元太郎【キックルール】
笠原翔 VS 朝倉豊樹【キックルール】
加藤瑠偉 VS 吉田仁【キックルール】
SANTE VS 朝太【キックルール】
オナベの進一 VS 太極拳松村【キックルール】
矢島直弥 VS としぞう【パンチルール】
『NARIAGARI』に出場が決まっている、元WPMF日本フライ級王者の矢島直弥（TSK japan）が、1月22日の『ビッグバン』（東京・後楽園ホール）に出場。この試合で「負けたらNARIAGARIの出場を辞退する」ということでしたが、見事KO勝利。
ブレイキングダウン７にも出場するとしぞう選手（ブレイキングダウン４戦2勝2敗）に対して「プロとしてそんなに甘くないぞ」と意気込みを語っていました。
平山迅 VS 晴也【キックルール】
寒天マン VS 勇弥【キックルール】
城戸康裕 VS 募集中【キックルール】
キックボクサーの城戸康裕選手へ挑戦する相手はまだ決まっていません（2023年1月28日時点）。
応募条件は「格闘技を3年以上続けている方」「体重74キロ以下の方」となっていますが、もうすぐ公開されるのでしょうか。
2月1日に「皇治チャンネル」で挑戦者Xが公開されました。
挑戦者Xは「高橋幸光」選手。
現役プロムエタイ選手で、戦績は67戦39勝(12KO)22敗5分1ノーコンテスト。70戦近くのキャリアを持っていて実績も十分です。その内、キックボクシングKrushでの戦績は11戦5勝（2KO）3敗3分。
数々のムエタイタイトルを取得してきた「悪魔王子」の異名を持つ高橋幸光選手が城戸康裕選手と対戦されます。
「世界でも活躍される城戸選手を倒して成り上がりたい」
意気込みも十分です。
皇治選手も「この２人がやるってこれは見どころですよ。階級の差を超えて、普通では交わらないところが交わるのが『NARIAGARI』ならでは。一気に『NARIAGARI』のステータスが上がりました。」と期待。
どのような試合が繰り広げられるのか、期待しましょう。
NARIAGARIの詳細
格闘家・皇治選手プロデュース「NARIAGARI」の詳細は↓↓
| 大会名 | NARIAGARI |
| 日時 | 第1回大会は2023年2月5日 （14時〜） |
| 会場 | 大阪・176BOX |
| アクセス | 大阪府豊中市庄内東町5-7-25 EAST55 1F 阪急宝塚線「庄内駅」から徒歩10分 |
| テーマソング | MC TYSON【I’m‘K’ – MCTYSON】 |
| 配信 | SmartNews「格闘技チャンネル」独占配信 |
NARIAGARIを視聴するには？
NARIAGARIは、SmartNewsの「格闘技チャンネル」トップバナーより、当日Live無料独占配信されます。また、1週間のアーカイブ配信もあるので見逃した方も視聴することができます。
①スマートニュースアプリをダウンロード
②格闘技チャンネルを登録
DLはこちら→ https://b.smartnews.be/sr/A4pukKasYWc
NARIAGARI BOXって？
海外で突如バズった電話BOXバトル。驚きの場所で殴り合う“MMA”が脚光を浴び、ネット上を騒然とさせ、米メディアが動画付きで紹介しています。
この電話BOXバトルを模倣してNARIAGARIでも「NARIAGARI BOX」が登場。
海外で電話ボックスの中で殴りあいしとるのをオモロイなと思ってパクった
NARIAGARI BOX♪
引用「皇治オフィシャルブログ」
NARIAGARIの目玉の１つともなっていて、皇治選手いわく他の格闘技イベントとの差別化ともされている「NARIAGARI BOX」。
今大会でも２試合が組まれています。
電話BOXほどの空間でのバトルに関して賛否両論が巻き起こりましたが、皇治選手は「KO率が低いからダメージが少なく、リングより選手の安全性を保てている」と説明されています。
また、オーディションで実際にNARIAGARI BOXで戦った山本樹選手は、
- 「格闘技である以上危ないのは当たり前」
- 「NARIAGARI BOXがなくなるのは悲しい」
と自身のYouTubeでコメントをされていました。
世間では賛否両論が巻き起こりましたが、これで注目されるのも皇治選手の術中にハマっているのでしょう。
発想や着眼点が面白いですが、あとは試合が盛り上がるかどうか、要注目ですね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
