格闘

勝敗予想!井上尚弥vsポール・バトラー!ボクシングバンタム級世界4団体統一王座へ

ボクシング世界バンタム級3団体(WBA・WBC・IBF)統一王者の井上尚弥選手。

現3団体統一王者がバンタム級4団体統一を目指します。

相手は世界バンタム級WBO王者の「ポール・バトラー」選手。

4団体統一は果たされるのか。

勝敗を予想してみました。

この記事では

  • 井上尚弥とポールバトラーの戦績比較
  • 井上尚弥vsポールバトラーの勝敗予想
  • 井上尚弥vsポールバトラーの試合について

をみていきます。

井上尚弥とポール・バトラーの戦績比較

井上尚弥の戦績

井上尚弥選手のプロフィールから。

名前井上 尚弥
愛称Monster(怪物)
年齢29歳
身長165.2cm
階級バンタム級(53.524kg以下)
生年月日平成5年4月10日
出身神奈川県座間市
所属大橋ジム
戦績23戦23勝0敗0分(20KO)
世界3階級制覇(ライトフライ級・Sフライ級・バンタム級)

最新パウンドフォーパウンド(PFP)ランキング(リング誌・ESPN共に)2位

先日調査結果が出た「好きなスポーツ選手調査(笹川スポーツ)」では全体4位

アマチュア時代を通してダウン経験なし。

まさに日本が誇るボクシング界無敗の怪物王者です。

試合を見ていても負ける姿が想像できません。

試合後に顔が腫れているのも2019年のドネア戦で眼底骨折したとき以外見たことがありません。

怪物と称される彼の言った

誰よりも真面目に、たゆまぬ努力をし続ける

はまさに名言ですね。

10月2日にプロ10周年を迎えた際には、

周囲への感謝を表し、無敗街道を突き進むことを決意されていました。

ヘッドギアやグローブなどを新調。

筋肉の張りもよく、現段階での準備は上々。

着々と4団体統一に向かいます。

ポール・バトラーの戦績

続いてポール・バトラー選手です。

名前ポール・バトラー
愛称Baby Faced Assassin(童顔の暗殺者)
年齢33歳
身長168cm
階級バンタム級(53.524kg以下)
生年月日昭和63年11月11日
出身イングランドチェスター
戦績戦績:36戦34勝2敗0分(15KO)
世界バンタム級WBOチャンピオン

現バンタム級WBOチャンピオンですが、母国イギリスではあまり人気がないようです。戦績を見る限りは強敵ですが、かなり地味なチャンピオンとの情報が。

しかし、挑戦者として迎えた前WBOチャンピオンのカシメロ選手との対戦。カシメロ選手の過失(カシメロ選手は王者剥奪)で急遽対戦相手がカシメロ選手からスルタン選手に代わった際に、本格的な準備期間が2日間しかなかったにもかかわらず、判定3−0の大差で勝利したことを考えれば、決して油断できる相手ではありません。

イギリスの選手ですが、昭和最後の意地を見せてもらいたいですね。

先日、バトラーが英ラジオ局「トークスポーツ」の公式YouTubeチャンネルに出演した際に、試合に懸ける思いを語っていました。

「若いころから(雰囲気に飲み込まれるなと)教えられてきた。一度地元での試合でファンの声援に応えようと威勢よく戦って負けた。そのあと、『今後は絶対に雰囲気にのまれるな。常にコーチの言うことを聞いてゲームプランを遂行しろ』と言われたんだ。それから実行し続けている。12歳の頃から雰囲気にのまれるな、という言葉が脳裏に焼き付いているんだ。やるべきことをやるのみだ」

出典「THE ANSWER」

フィジカルは十分な相手です。

井上尚弥vsポール・バトラー勝敗予想

他のサイトや口コミでも井上尚弥選手の勝利が予想されています。

対戦オッズは、

井上尚弥選手:1.025倍 ポール・バトラー選手:13

引用:「ボクシングアート」

大差で井上選手。

米ブックメーカー『bet365』ではバトラー選手が「+1400」なのに対し、井上選手は「-1600」と、どのサイトで検索しても大差がついて「井上選手の勝利」に賭けられています。

井上選手がKOで勝利する予想が多く、判定や苦戦するという予想もほぼありません。

それもそのはずで、2人ともエマヌエル・ロドリゲス選手(プエルトリコ)と対戦しています。

ポール・バトラー選手は2018年5月に、エマヌエル・ロドリゲス選手相手に最終ラウンド12回まで戦い抜くも序盤に2ダウン奪われ、主導権を握られたまま半完封負けで敗れています。

対する井上選手は、2019年5月にエマヌエル・ロドリゲス選手を2回TKO(3ダウン)で破っています。

このことからも実力は歴然で、ポール・バトラー選手が何ラウンドまでもちこたえられるかが焦点となります。

実際にこのエマヌエル・ロドリゲス選手は、両選手の対戦に対してこう語っています。

今回、二人の試合展開について予想を立てているのが、前IBF世界バンタム級王者のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)だ。現地時間10月15日、米ボクシング専門サイト『Boxing Scene』が掲載した記事によると、「バトラーはイノウエ戦で5ラウンドもたないだろう」とコメントしている。

引用「@niftyニュース」

しかし、目立たない存在の王者とはいえ王者です。

これまでの地道なトレーニングや自己管理。

サンドバックやミットに打ち込み続けてきた拳は決して軽いものではありませんし、

誰でも簡単に頂点に立てるものでもありません。

もしかしたら、、、万が一、いや、億が一の可能性もあるのではないでしょうか。

現にバトラー陣営は虎視眈々と下克上を狙っています。

バトラーのトレーナーを務めるジョー・ギャラガー氏は、バトラー不利の今回の勝敗予想に対して、「みんなバトラーを過小評価していると思う」「最もテクニックに優れた英国人ボクサーの一人だよ」と英メディアに語っています。

「みんなバトラーを過小評価していると思う。彼は自分自身の力で試合の権利を勝ち取った。2度の世界チャンピオンなんだ」 「バトラーには常に言っているんだけど、彼(井上)も人間なんだ。皆、タイソンは負けないと思っていたけど負けただろ。バトラーを軽く見るのは敬意を欠いている。最もテクニックに優れた英国人ボクサーの一人だよ」

引用「THE ANSWER」

一昔前に”最強”と思われていたマイク・タイソンも足元を掬われるような敗北がありました。

先日の朝倉未来選手も”無敗王者”メイウェザー選手に対して「もしかしたら」と思わせてくれました。

「人生はどちらかです。勇気をもって挑むか、棒にふるか。」

アメリカの教育家「ヘレン・ケラー」の名言のように、”怪物”井上選手に勇気を持って挑むからこそバトラー選手のチャンスが生まれます。

井上選手が「自分が得意としないタイプ」「力の差はないと思っている」と評価。

バトラーがどんな出方をしてくるか、ですよね。倒されないボクシングを徹底してくるのであれば、それに対処するだけの詰め方が必要になってきます。何かの記事で、ドネアがバトラーに「(左右に動き、ジャブ、スピードを生かすボクシングを)徹底しろ」とアドバイスをしているのを見ました。それをしてくるのであれば、長い戦いになるのかなと思います。僕は前半にKO勝ちするイメージが強いと思いますけど、ごりごりいくファイターではないので、相手がどう出てきて、どう噛み合うか次第ですね。

バトラーの長所はやはりフットワーク。ジャブをついて、左右に動く選手。だから自分も作戦をしっかり立てなければいけません。

引用「Nunmber WEB

侮ることなく全力をもってポール・バトラー選手を叩き潰してもらいたいです!

井上尚弥vsポール・バトラーの試合について

この試合については、現在(10月7日時点)正式な発表はなされていませんが、

日程と日時は、12月13日(13日はアメリカ時間の可能性もあります)の日本で開催で合意されているとESPNから報道(8月25日)がありました。

10月13日に公式に対戦の発表報道がありました!

会場

会場については有明アリーナで開催されます!

8月に再オープンされ、ボクシング興行については初開催となります。

初開催の会場で4団体統一ってゆう歴史的な瞬間が訪れると思うとなんだか贅沢な気分になりますね!

観戦チケット

観戦チケットの価格についてはこちら。

今回初のアプリによる予約が行われます!

放送

残念ながらこの試合の地上波での放送はないようです(変更があれば随時追記します)。

放送はdTVひかりTVの完全生配信となります。

今から忘れずに登録しないといけませんね!

dTVでは同試合の生配信後には、アーカイブ配信も予定しているほか、同試合に臨む井上選手の貴重な最新映像とともに、これまでのボクサーとしての軌跡を振り返る特別番組も併せて提供予定。

いずれの番組も、dTVの月額会員であれば、月額料金内でテレビをはじめ、スマートフォン、タブレット、PCなどで視聴することができます。

グッズ

まとめ

今回の記事では、井上尚弥選手とポール・バトラー選手の試合及び勝敗予想をしてきましたが、

先日のニュースで、

WBO王者ポール・バトラー(33)=英国=との4団体統一戦を目指している井上は、ロスでは1~2階級上の世界ランカーとのスパーを行っており、国内でも3階級上の地域王者相手の実戦練習。年内にも行われる可能性が高いビッグマッチに向け、エンジンがかかってきた。

引用:「スポーツ報知」

と報じられた通り、4団体統一を果たせばすぐに階級を上げて挑戦していく準備ができているようです。

前日計量で井上選手が30g超過するなどのハプニングがありましたが、無事にパスした両者。

4団体全KO奪取・階級を上げての挑戦、2022年最後に怪物が動き出します。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。