野球

藤浪晋太郎は病気?イップス重症で引退!?日本球界は受け入れできないって本当!?

メジャーリーグのオークランド・アスレチックスに所属する藤浪晋太郎選手

阪神タイガース時代から制球難に苦しんでいる藤浪選手。もともと完璧なコントロールを持つ投手ではありませんでしたが、ここ数年の様子は特に見る者の心を痛めるほどの苦悩が表れています。

このことが藤浪投手自身が持つポテンシャルとのギャップを感じさせますが、結果に繋がらず、メジャーリーグのアスレチックスファンたちからは辛辣なコメントが続いています。

今回の記事では、そんな藤浪選手の

  • 藤浪選手はイップスって本当!?
  • 藤浪選手は日本でも受け入れ球団がなく引退濃厚!?

にスポットを当てて見ていきたいと思います!

藤浪晋太郎はイップス?

藤浪晋太郎投手に対して、以前から「イップスではないか」という疑念が囁かれてきました。

イップスとは、もともと身につけていた運動動作が突然できなくなってしまう現象を指します。

かつてはゴルフ界でのみ使われる言葉でしたが、近年、野球界でもその存在が認知されるようになっています。それだけイップスに悩む選手が増えているのです。

特に、投球動作においてイップスに苦しむ選手が多く、プロ野球選手も例外ではありません。

藤浪投手自身はイップスであることを否定していますが、その状況は未だ改善されず、彼を取り巻く状況はデリケートなものとなっています。

イップスの原因解明に医師や大学研究者と連携し、学術的なアプローチを行っているトレーナーの石原心さんは藤浪選手に対して

石原心

動画でプレーを確認した限り、藤浪投手は軽度のイップスと考えられます。

一般的にイップスはボールをバックネットにぶつけたり、数m先に叩きつけたりといった重度のものをイメージされがちです。

でも、周囲から見て症状がわかりにくい軽度のイップスもあります。

藤浪投手は右打者への投球時、リリースのタイミングに過剰に意識が高まって縮こまった投げ方をすることがあります。

もともと自動化できていた動作ができなくなったことを考えると、イップスと考えるのが自然でしょう。

と軽度のイップスである可能性を示唆しています。

イップスって何?

イップスは、精神的な要因によって体が思うように動かなくなる状態を指します。

この言葉はもともとゴルフ界で使われるようになりましたが、現在ではスポーツ界全体で広く用いられています。

イップスは直接的な原因が特定できないため、具体的な治療法が開発されているわけではありません

「病気」という言葉は少し大げさかもしれませんが、イップスは精神面が大きく影響している状態と捉えられます。

イップスは、特定のプレーをきっかけに突然発症する可能性があります。

反対に、イップスが治るかどうかについては、「治る可能性がある病気」と言えます。

しかし、完全に回復するまでの期間は予測が難しく、急に治る場合もあれば、数年から数十年かけて治らないケースも存在します。

藤浪選手がイップスに悩んでいると仮定すると、彼の回復にかかる期間や過程は個人差が大きいため、予測することは難しいでしょう。

ただし、イップスを克服した選手の事例も存在します。

あのイチロー選手もイップスにかかった1人

イチロー

僕らの高校時代は1年生がゴミで、2年生が人間、3年生が神様っていう位置付け。

ゴミが神様に投げる。

先輩たちに投げられなくなり、2年春からイップスになったんです。

僕の野球人生で一番のスランプでしたね。

投げることって、当時一番自信があったものですからね。

オリックス入団5年後の97年まで続きました。日本一(96年)になった時、僕まだイップスでしたから。

苦しかったですね~

引用「スポーツナビ

それでもイップスを克服し、メジャーリーグでの活躍に繋げていました。

藤浪晋太郎のイップスの原因

軽度のイップスであることが濃厚になった藤浪晋太郎選手。

では、藤浪選手がイップスになった原因はなんだったのでしょうか?

金本知憲

藤浪選手がイップスに悩まされる原因の1つに、かつての阪神タイガース監督である金本知憲さんが関与しているとの噂が囁かれています。

金本知憲氏が監督を務めていたのは2016~2018年。

その間に金本監督は選手たちのトレーニング方法について独自のアプローチを導入しました。

この”金本流”は、一部の選手には合い、飛躍的な成長を遂げましたが、すべての選手にとって効果的とは言えませんでした。

ベテランの鳥谷敬選手もその状況に苦しんだとされ、藤浪選手も同様に金本流が合わなかったという可能性が指摘されています。

また2016年7月8日、藤浪選手が先発した広島戦で序盤から制球を乱しながらも、教育的措置のように161球で強制完投させた金本監督の采配も原因なのではとの噂も。

事実はどうかわかりませんが、合わなかったというのは原因としては薄いようにも感じられますね。

黒田博樹

藤浪晋太郎選手がイップスに陥った原因として、2015年に行われた試合で元広島カープの黒田博樹選手への悪送球が指摘されています。

当時の試合で、黒田博樹選手がバッターボックスに立ち、バントの構えを取りました。

藤浪晋太郎選手はインコースのボール球を投げ、バッターに非常に近いボールとなりました。

その後も、バントの構えを取っている黒田博樹選手に対して、再び彼に当たる危険なボールを投げ、あわや乱闘騒動になりそうに。

この投球・出来事がイップスの発症を引き起こしたとされていて、2015年までデビューから3年連続で二桁勝利を挙げていた藤浪選手は、2016年以降急速に成績が低下しました。

この試合は2015年4月25日であり、そのシーズン中にイップスの影響が現れたわけではないと思われますが、2016年から急に症状が現れたと言われています。

不調が続く中、一部のファンからは引退説が囁かれることにもなりました。

「日本では藤浪が与えたデッドボールで乱闘になりかけたことがあった。メジャーでも似たような状況になりつつある。環境が変わって投球が変わることに本人も期待していたようだが、この試合を見てやはり(復活は)厳しいと思ってしまった」

引用「デイリー新潮

藤浪晋太郎の今後

藤浪晋太郎選手は、現在メジャーリーグのオークランド・アスレチックスでプレーしていますが、デビュー戦から4月末までの間に勝ち星を挙げることができていません。

阪神時代からの暴投問題も改善されず、状況は厳しいままです。

このような状況下で、アスレチックスのサポーターからは藤浪選手に対して厳しい言葉が浴びせられています。

SNS上の批判
  • 「あのフジナミのろくでなしがアスレチックスのためにやってきて、こんなことをやった」
  • 「シンタロウ・フジナミのスタッツ(データ)をみると史上最悪の投手のように見える」
  • 「シンタロウ・フジナミは日本復帰を急げ!!」
  • 「フジナミを解雇しろ、彼にジャージを着せるのは屈辱的だ」

などと怒りを爆発させるアスレチックスファンの書き込みであふれ返っているのが現状です。

藤浪晋太郎は日本の球団も受け入れに難色?

藤浪晋太郎選手は、アスレチックスと単年契約を結んでいますが、現状の成績ではシーズン途中でメジャー40枠から外される可能性が高まっています。

「アスレチックスは160キロを超える速球がある藤浪がアメリカで大化けする可能性に懸けていた。年俸は325万ドル(約4億4000万円)ほどで、仮に10勝クラスの実績ある投手を確保しようとすれば、3倍以上のコストを要するため、成功すれば儲けものだった。ただ、この投資は回収できずに終わりそうだ。藤浪の制球難は“イップス”が原因で、野球を辞めるまで治らないと言えるほど深刻なものだと思っている」

引用「デイリー新潮

その場合、マイナーでプレーすることに。この場合、再びメジャーに昇格して定着することは非常に困難であると思われます。

来季については、キャンプでマイナー契約の招待選手としてメジャーを目指す可能性もありますが、NPBへの復帰も選択肢の1つとなりますが、日本球団でも受け入れは消極的だとか。

「日本では阪神の熱狂的な応援が制球を乱すプレッシャーの一因になっていたとされた。しかも現在の阪神投手陣は強力で、藤浪の居場所はない。出戻りはないだろう。かといって他球団も制球難になった経緯は把握している。どこも獲得には消極的になるのではないか」

引用「デイリー新潮

日本でも受け入れ球団がない場合、”引退”の2文字も浮かび上がってきてしまいますね。

まとめ

今回の記事では、アスレチックスでメジャーリーグに挑戦中の藤浪晋太郎選手にスポットを当てて見てきました!

思うような結果が出ていませんが、まだまだ序盤。まだまだ挽回できるチャンスはあります!

挑戦し続ける限り、藤浪選手には頑張ってほしいですね!