寄り道

国葬の台本が流出!流出元の「あのにます」の正体は?

昨日執り行われた安倍晋三元首相の「国葬」。

国内外から4183人が参列(政府発表)し、

九段坂公園の一般向けの献花台にも約2万3000人の方が、

献花に訪れました。

しかし、この国葬の台本がSNSで流出。

この流出元の「あのにます」は誰なのか?

国際的ハッカー集団とも称される「アノニマス」と関係があるのか。

見ていきたいと思います。

国葬台本流出元の「あのにます」

台本流出ツイート

台本がその1から15まで4コマに分かれてツイートされていて、

補足分も2ツイートされていました。

これで台本完全網羅できたんじゃないでしょうか?

 

この台本が本物なのかどうかについて政府関係者は、こう回答しています。

27日にあった安倍晋三元首相の国葬では、進行を記した台本とみられる文書が事前にSNSなどで拡散した。事務局を務める内閣府の幹部は朝日新聞の取材に真偽については明言を避け、「形式的には似ている」と話した。文書と実際の進行を照らし合わせたところ、ほぼ同じだった。

ーーー中略ーーー

国葬は式全体の時間は予定より大幅に遅れたが、内容や順序はほぼ記載どおりだった。

出典「朝日新聞Digital」

 

台本を作成したイベント会社「ムラヤマ」は、

当初「情報は把握しているものの、台本は本物かどうかについては答えられない。本物かどうかを確認することもしない」とコメントしていましたが、

情報管理体制が問題視されるなどの声が続出し、

その後の取材に対しては「確認しているところです」と回答しています。

そらそうなるよって思いもありますが、

事態がどう進展していくのか気になるところです。

あのにますの正体

「あのにます」さんはどこでこの台本を入手したのか。

この「あのにます」さんについてわかることは、

  1. 謎の怪人
  2. 職業は訪問介護会社管理職
  3. 「あのにます」というユーザー名に2022年5月25日に変更
  4. 関心があるのはオタカル、人権、B級グルメ
  5. (世間に対して?)あまりにも黙っていられないことが多すぎる
  6. ヘッダー画像はふくみょん画伯という方が作成
  7. アイコンは「あのにます」さん家の家紋違い鷹の羽
  8. 東京都新宿区に在住の可能性

と、Twitterのプロフィールに書かれていることしかわかっていません。

また、上記の2と3については現在のTwitterプロフィール欄からは削除されています。

https://twitter.com/hiro_anonymous?s=20&t=pMTQIHpwBvecB3spN5AAYg

「あのにます」さんは、国際的ハッカー集団のアノニマスと関係があるのか?

現在は不明のままです。

というか、Twitter検索で「あのにます」で検索したところ、

ユーザー名に使っている方が山のように出てきました。

 

アノニマスって?

アノニマスについてWikipediaでは、

アノニマス(英: Anonymous)は、2006年頃に英語圏の匿名掲示板「4chan」で結成された、インターネット上のハクティビスト(ハクティビズムと呼ばれるハッカー思想の実践者)が緩やかにつながった国際的な連携組織である。

ハクティビストとは、ハッカーと活動家(アクティビスト)を掛け合わせた造語。また「anonymous」という単語は「匿名」「名無し」「作者不明」を意味する形容詞であるが、この用途では「匿名の集団」という意味の不可算名詞として扱われる。

出典「フリー百科事典 Wikipedia」

と記されています。

アノニマスについては、

オリエンタルラジオの中田敦彦さんが、

自身のYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」で

わかりやすく解説されています。

アノニマスについて楽しく学びたい方は是非ご参照ください。

まとめ

今回の「あのにます」さんがアノニマスの一員なのかどうかは不明のままです。

ただ、「あのにます」さんがTwitter上で

「因みに個人的意見だが、 この台本が僕程度の立ち位置の人間に手に入る様では「危機管理」なぞ何も出来ていないに等しい。 故人も浮かばれないよ。 ざる警備で亡くなったのに海外から賓客も来る大イベントの進行が漏洩してるって本来なら大問題。まだまだザルの目は荒い。」

という意見を述べたように、

確かにザルと思われても致し方ないような事態が起こってしまっています。

個人的にはこの意見に賛成ですが、

意見・やり方ともに賛否分かれるところだと思います。

政府が今回のことをどう捉えていくのか。

今後の動向に注目していきたいと思います。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。